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怨恨と復讐 ルサンチマン

ルサンチマンは、復讐というより、解釈変更です。価値基準をオリジナルにしてしまう、というものです。想像上の復讐という風に説明されたりもしますが、復讐というより、自己完結です。ただの「弱者の怨恨」ではありません。怨恨という感情よりも思考による感情の解消法です。

ルサンチマンは、自分の状態を正当化する「奴隷精神」、ということです。この精神には感情だけでなく、思考も含まれているということです。ニーチェやキルケゴールなどがよくこの概念を用いて語っていました。
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