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諸行無常と恋愛

すべては変化するという「諸行無常」は恋愛する人たちにとって、目を塞ぎたくなる非情なものです。本来仏教上の諸行無常とは、「全ての形成されたもの」は不変ではなく固定的ではないという事を意味します。仏教の根幹をなす理であり、それは仏教的な主義ではなく、世界の法則を示しているにしか過ぎません。
この諸行無常の諸行にあたる「形成されたもの」とは二人の関係、つまり人間関係だけでなく、相手の存在も、そして、「好きだという気持ち」すら対象となります。
通常諸行無常と言えば風景の変化といったように社会の中の変化などを表現する時に使われたりしますが、「形成されたもの」であるため、相手の心理状況も自分の気持ちすらも「諸行無常の対象」となります。
しかし、一方で諸行無常であるからこそ、二人は出会い、そしてお互いに愛し合うようになったということです。変化がないのならば、二人が出会うことも、心に変化が起こることもありません。
諸行無常 諸行無常と恋愛は相性が悪いように見えますが、諸行無常は普遍的な理を示すので、その中で自分の心をどう扱うかという部分しか手を加えることはできません。 すべてが変化していくということを前向きに捉えることもできるはずです。
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