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占いを信じる時の他者依存、責任回避、責任転嫁の心理

占いを信じる時の他者依存、責任回避、責任転嫁の心理。 占い師に占ってもらうという行動や占い師の占い結果を実行するという部分については、意志決定において少なくとも一部は他者に依存し責任を転嫁している。占いには、カウンセリング的な要素があり、占いは直接的なストレスがかかりにくい。この構造により、自分の責任ではないという抵抗を弱めて意志を誘導しやすいという要素を含んでいる。占いを信じたり信じようとする時は他者への依存があり、責任回避、責任転嫁の心理が働いている。 占いを信じる心理と占いを信じないという抵抗
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話し相手が欲しいと思った時に一人でできること

話し相手が欲しいと思った時に一人でできること 話し相手が欲しいと思った時に一人でできること


話し相手が欲しい時、話を聞いて欲しいというような感情が昂った時、普通は話し相手を探そうとしてしまいます。 たいていそんなふうに話し相手が欲しい、話を聞いて欲しいと思っている時は、何かしらの抑圧されたもの、鬱憤といったものが溜まっていたり、頭がまとまっていない状態だったりするので、聞いている側は面倒だったりします。人と会ってもいいのですが、相手が嫌な顔をしたり困るような話題を振って不快にさせてしまう可能性があるのであれば、その前に絞り切るほど思考を書き出して自己解決しておくと気まずさは無くなっていきます。 ほとんどの場合は、建設的な意見が欲しいのではなく、ストレス解消を目的としています。


話し相手が欲しい時

侮蔑により気力を奪おうする嫌な人

侮蔑により気力を奪おうする嫌な人がいる。

こうした嫌な人の言動をまともに捉えてしまうと、気力を奪われてしまいますし、中途半端に考えてしまうと、嫌なやつの嫌な空間に飲まれてしまう。そんな時は、「どう料理するか?」「どう返せばより面白くなっていくか?」ということを考えて楽しんでいくことで、心理的なパワーバランスが逆転していく。そして、そのやり取りは友だちへの土産話としても機能する。 侮蔑により気力を奪おうする嫌な人との向き合い方のひとつとして、嫌な人の嫌な部分を笑いに変えてしまうという方法がある。 嫌な人との向き合い方

脱マインドコントロール時の信念の書き換え

脱マインドコントロール時には「信念の書き換え」が行われる。 脱マインドコントロール時の信念の書き換え
いわば洗脳やマインドコントロールと呼ばれるものは、意識の中の関数、信念を誰かによって書き換えられることから起こるため、逆に信念を書き換えることによって元に戻すということになる。 洗脳・脱洗脳やマインドコントロール・脱マインドコントロールによって信念が変更されてしまうのであれば、それまで信念として信じていたものは絶対ではなかったということになる。 ではどうしてそうした不完全なものが信念として成り立ってしまうのか? その原因は、それら信念の対象となるものが持つ不完全な論理構造と、そうしたものの選択に対する思考のあり方にある。

信念の書き換えと未来についての不完全な論理構造

立ち直りの早さの重要性

ストレス耐性というものは、耐久力のほうに着目されがちであるが、立ち直りの早さも同様に重要である。失敗を回避するという心の動きにより制限がかかることもあるが、これは失敗した時の立ち直りの早さによって回避する強さが変わる。 失敗からの立ち直りは、意識の中の情報の上書き、重要度の変化が重要となる。 そしてその早さに関しては、「意識的な検討」の空間から物理的で身体的な空間の方に臨場感を持つこと、「検討を飛ばして事をすすめること」などが影響を与えている。 失敗の回避と立ち直り

撫でたり撫でられたりすることで起こるリラックス効果

撫でたり撫でられたりすることで起こるリラックス効果。優しく撫でることやスキンシップにはリラックス効果がある。頭や背中を中心に撫でられると不安やストレスを軽減し、安心感や信頼度を高めるオキシトシンが出る。 これは撫でる側にも出るため撫でられることを欲するよりも撫でる側になればいい。 撫でられることや撫でることの効果

帰属理論における割引原理と割増原理

割引原理(discounting principle)は、主に「報酬や集団圧力、社会的役割」といったある要因が割り引かれて評価される場合の心理を示す。割増原理(augmentation principle)は、ある要因が特に強調されて割り増しされて評価される場合の心理を示し、行動を抑止し起こりにくくするような要因か存在する状況における心理を示す。 割引原理と割増原理は、共にアメリカの社会心理学者ハロルド・ケリーの帰属理論における原理であり、因果推論に関する一般的ルールを意味する。 割引原理と割増原理

承認欲求

承認欲求とは、人から認められたいという欲求にはなるが、それは虚像である。社会を形成して生きる人間の持つ基本的な欲求であり、誰でもこの欲求はもっていると言う人もいるが、それは自己のアイデンティティ、尊厳を他人に依存している形になる。


承認欲求
他者に依存している状態では心の安定はない。なぜなら他人の気分、そして他人からの評価はその場限りだからだ。諸行無常ゆえに変わってしまう。常に変化するものにしがみついているような状態だ。そんな「承認」という虚像にすがっていてはいけない。そのことに気づくことで承認欲求の領域から脱することになる。

尊厳・自尊心と承認欲求 生命維持のために承認が「必要」である場合に承認を求めるのは語るまでもなく当然であるが、意識的に生み出した承認のあり方、心理的な他社依存としての承認欲求は虚像であり、心を苦しめるものになる。

怨恨と復讐 ルサンチマン

ルサンチマンは、復讐というより、解釈変更です。価値基準をオリジナルにしてしまう、というものです。想像上の復讐という風に説明されたりもしますが、復讐というより、自己完結です。ただの「弱者の怨恨」ではありません。怨恨という感情よりも思考による感情の解消法です。

ルサンチマンは、自分の状態を正当化する「奴隷精神」、ということです。この精神には感情だけでなく、思考も含まれているということです。ニーチェやキルケゴールなどがよくこの概念を用いて語っていました。

オリジナルの出来事と事後情報を混合した内容を報告する事後情報効果

事後情報効果は、何らかの出来事を経験した後に、事後情報としてその出来事に関連した情報を与えられた場合に、オリジナルの出来事と事後情報を混合した内容もしくは事後情報のみに頼った内容を報告する心理効果。ロフタスとケチャムによる研究によって示された。post-event information effect。 事後情報効果

追われたり真面目になられた瞬間に冷める女

追われたり真面目になられた瞬間に冷める女。 「追われたり、真面目になられた瞬間に冷める」 男同士であれば通じる「誠実」、仕事をはじめとした社会生活では良しとされる「誠実」が、恋愛対象の女に対しては通じない。
女、特に恋愛感情を抱いた相手に対する誠実な対応は、時に不誠実で返ってくる。追う男に対する追われる女は、男に誠実さを見せられた時、尽くされた時、「自分に媚びを売る弱い存在の種は要らない」という本能と現代社会での返報性のような理性が一致しない。

「誠実」という若き男の悩み

占いを信じる心理構造と依存の危険

占いを信じる心理構造として、 占い師に占ってもらうということ、占い結果を実行するというじことは、意志決定において一部は他者に依存し責任を転嫁しているという構造があり、 また、占いを信じたり信じようとする時は他者への依存があり、責任回避、責任転嫁の心理が働いている。 占いにはカウンセリング的要素がある。 そして、占いという属性上、自分の責任ではないという抵抗を弱めて意志を誘導しやすいという要素を含んでおり、直接的なストレスがかかりにくいという構造を持っている。 ただ、「自分に責任はない」と思いたいからこそ占いを利用し、占い師に依存し、最終的には「占い師の言うことを全うに行うことができなかった自分が悪い」という歪んだ形で自己責任を感じてくるようになるので注意が必要である。 占いを信じる人たちの責任転嫁の心理

人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖

人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖は、どこまでもつきまとってきます。性格的に対人恐怖が起こらない人もいますが、どこかしら生命としての不安感というものがあります。そうして疑心暗鬼になっていくこともあります。

そうした人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖の解消として、強い心を持とうしたり、原因となっている不安部分に対処したり、経験の解釈を変更しようとしたりしてしまう場合がありますが、実は対処自体は簡単で「自分の状態が相手からの反応を決定づける」ということを知り、相手の良い部分を返してもらうという方法があります。

対人恐怖と人間不信への対処

洗脳とカルト宗教

洗脳とは、強制的に世界を解釈するフレームを変更すること。マインドコントロールは、そうしたフレームを誘導によって徐々に変更していったり、意志決定をコントロールしていくことだ。



カルト宗教とは、神秘体験などをさせることなどにより、教祖などを狂信させる宗教であり、信者を原理主義的にしていく宗教である。日本では地下鉄サリン事件以降、こうしたカルト宗教が有名になった。
そうしたカルト宗教は、親族と決別させ外部からの情報を遮断し、時に密室に閉じ込めたり暴力を振るうことで自我機能を低下させ、自分たちの教義にそう考え方しかできなくなるように洗脳していく。
こうしたカルト宗教の勧誘の際、信者は善行として勧誘にやってきているので取扱が難しい。
まともに話をしても通じないので、相手の持つ原理主義的なフレームの中から、徐々に脱洗脳していくというのも一つの方法である。
洗脳カルト宗教の勧誘に来た人を逆に説法して脱洗脳を試みた

諸行無常と恋愛

すべては変化するという「諸行無常」は恋愛する人たちにとって、目を塞ぎたくなる非情なものです。本来仏教上の諸行無常とは、「全ての形成されたもの」は不変ではなく固定的ではないという事を意味します。仏教の根幹をなす理であり、それは仏教的な主義ではなく、世界の法則を示しているにしか過ぎません。
諸行無常と恋愛

この諸行無常の諸行にあたる「形成されたもの」とは二人の関係、つまり人間関係だけでなく、相手の存在も、そして、「好きだという気持ち」すら対象となります。
通常諸行無常と言えば風景の変化といったように社会の中の変化などを表現する時に使われたりしますが、「形成されたもの」であるため、相手の心理状況も自分の気持ちすらも「諸行無常の対象」となります。
しかし、一方で諸行無常であるからこそ、二人は出会い、そしてお互いに愛し合うようになったということです。変化がないのならば、二人が出会うことも、心に変化が起こることもありません。
諸行無常 諸行無常と恋愛は相性が悪いように見えますが、諸行無常は普遍的な理を示すので、その中で自分の心をどう扱うかという部分しか手を加えることはできません。 すべてが変化していくということを前向きに捉えることもできるはずです。

虚栄心の心理

自分を大きく見せたいという虚栄心の心理。虚栄心は「栄えている」と偽る心。自尊心欠落の補償行為として、他人に見栄を張ることで自分を大きく見せたい、実力以上に評価されたいというのが基本でありながら、自尊心の高まりの自己確認のために自分自身を自己説得することも意味します。

虚栄心の心理

虚栄心の根底の心理としては、社会的動物である中、群れから仲間はずれにされるのが恐いというようなものがあり、仲間として認められるには一定以上の評価が必要であるというようなことを思った上で、そうした評価を偽ってでも誇示しようとする生存本能としての恐怖心があります。


虚栄心の原因と心理の裏側

ゴーレム効果 ピグマリオン効果がネガティブに働いた場合

ゴーレム効果とは、期待された通りに悪い方になってしまうという効果である、「馬鹿だ」と言われ続ければそうした期待通りに馬鹿になっていき、「ダメ人間だ」と言われ続ければ本当にダメ人間になっていくという効果。期待される通りにそのような人間になっていく」というピグマリオン効果がネガティブに働いた場合がゴーレム効果である。

ゴーレム効果