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明日が見えない、未来が見えないという場合の心理的対処

明日が見えない、未来が見えないという場合の心理的対処。
うつが語られる時、世の中では体調とか考え方とかそうしたものが中心になりがちですが、「ぽっかり空いた何か」をどうすればいいのかは誰も示してくれません。人が絶望する時、それは「明日が見えない時」「未来が見えない時」がほとんどです。
未来を想像することで起こる苦しみにも種類があり、想像にたやすいのは貧困状態に苦しむや「未来に起こるかもしれないことへの不安」というものですが、「今とさして変わりないような毎日が続くこと」を想起する苦しみというものもあります。生きていても辛い事が多くただ毎日を過ごしてるだけという虚無感で苦しい時期に「別に取り立てて騒ぐほどの苦しみでもないが、それでもつまらない毎日」が、あまり変化せずにずっと続いていくのかということを思い浮かべる苦しみです。微妙な毎日が「これからも続くのか」と思えば思うほど苦しみがやってきます。
そんな時には「大量の情報と最高のリラックス」を用いること、そして「環境は同じでも新しい世界を想像してみること」をおすすめしておきます。

明日や未来が見えない時の対処法
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人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖

人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖は、どこまでもつきまとってきます。性格的に対人恐怖が起こらない人もいますが、どこかしら生命としての不安感というものがあります。そうして疑心暗鬼になっていくこともあります。

そうした人間不信や疑心暗鬼、対人恐怖の解消として、強い心を持とうしたり、原因となっている不安部分に対処したり、経験の解釈を変更しようとしたりしてしまう場合がありますが、実は対処自体は簡単で「自分の状態が相手からの反応を決定づける」ということを知り、相手の良い部分を返してもらうという方法があります。

対人恐怖と人間不信への対処

うつと呼吸法

うつに限らず体の不調となると、呼吸の浅さから酸欠になっていることが原因として考えられる場合がある。一度不調となった体には、呼吸法が効くことがある。もちろんうつ病改善にも一定の効果が期待できるだろう。酸欠状態にある全身をリフレッシュさせるのに最も手軽なのは散歩だが、より酸欠改善に効果のある呼吸法もある。

うつと酸欠と呼吸法

望ましくない部分は寛大に評価されやすい寛大効果

望ましくない部分は寛大に評価されやすい寛大効果という心理がある。
寛大効果(寛容効果)は、他者を認知・評価する際に生じやすい歪み。他者の望ましい側面はより強調され、望ましくない側面は寛大に評価されやすい。結果として、他者に対する評価は、実際よりも好意的なものになる傾向がある。
寛大効果
他者の望ましい部分は強調され、望ましくない部分は控えめに、寛大に評価されやすいことを示す。

「認めて欲しい」と叫ぶ承認欲求

「認めて欲しい」と叫ぶような承認欲求を保持していても、それはあくまで実体がない。あまりにも承認欲求という言葉が多用されすぎて、それが当然のものであると考えている人が多いが、「自己承認欲求」であれ「他者承認欲求」であれあくまで承認欲求は虚像である。

承認欲求

対人コミュニケーションの沈黙の効果

対人コミュニケーションの沈黙の効果。
特に恋愛においては、沈黙によって相手が譲歩するという沈黙効果が囁かれている。
しかしながら本来の沈黙効果は、相手に都合の悪いことをいいたくなくなるという効果だ。

沈黙効果(マム効果)

ただ、沈黙することによって逆にコミュニケーションが進むということも示唆されている。

宗教勧誘者の心理

カルト宗教の勧誘の際、信者は善行・信仰の実践として勧誘にやってきているので取扱が難しい。
心理的には良心の疚しさがないため、自信に満ち溢れていたりもする。
世間一般で宗教が疎がられることを知っている分だけ自信がないという場合もあるが、カルト宗教の場合は原理主義的になっているので、完全に良い行いだと思っているフシがある。まともに話をしても通じないので、相手の持つ原理主義的なフレームの中から、徐々に脱洗脳していくというのも一つの方法である。

洗脳とカルト宗教 宗教勧誘者は、こちらを悪魔とか地獄に堕ちるものとして憐れな目線で接してくる場合もあるが、温かい目で脱洗脳しよう。

アンカリング

アンカリングとは条件付けや基準付けであり、アンカーとトリガーによってすぐに思い出せるようにしておくような形を作ることや、最初に印象付いた特定の情報がアンカーとなり、その後の判断に影響を及ぼす心理傾向のこと。

アンカリング効果