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虚栄心の心理

自分を大きく見せたいという虚栄心の心理。虚栄心は「栄えている」と偽る心。自尊心欠落の補償行為として、他人に見栄を張ることで自分を大きく見せたい、実力以上に評価されたいというのが基本でありながら、自尊心の高まりの自己確認のために自分自身を自己説得することも意味します。

虚栄心の心理

虚栄心の根底の心理としては、社会的動物である中、群れから仲間はずれにされるのが恐いというようなものがあり、仲間として認められるには一定以上の評価が必要であるというようなことを思った上で、そうした評価を偽ってでも誇示しようとする生存本能としての恐怖心があります。


虚栄心の原因と心理の裏側

ラベリングの効果

ラベリング効果は、ラベリングされレッテルを貼られることで、それに合わせるように心理が誘導されてしまうという効果であり、ラベリングが言語的媒介過程を通して学習、記憶に影響を及ぼす効果である。

ラベリング効果

ゴーレム効果 ピグマリオン効果がネガティブに働いた場合

ゴーレム効果とは、期待された通りに悪い方になってしまうという効果である、「馬鹿だ」と言われ続ければそうした期待通りに馬鹿になっていき、「ダメ人間だ」と言われ続ければ本当にダメ人間になっていくという効果。期待される通りにそのような人間になっていく」というピグマリオン効果がネガティブに働いた場合がゴーレム効果である。

ゴーレム効果

アンダードッグ効果・判官びいき効果

アンダードッグ効果・判官びいき効果は、「劣勢支持」であり、負け戦をしている側を支持し応援するという心理効果である。負け犬を応援するというような働きのことを指す。
アンダードッグ効果・判官びいき効果


判官びいきとは、蓋然性の高い事実を元に冷静な物事の判断をしようとせず、弱い立場にあるもの、不利な立場にあるものに同情して判断を歪めることを意味する。劣勢にあるものをあえて応援するという心理である。

アンダードッグ効果(underdog effect)

直感と「意識の奥底から起こる声」

直感と「意識の奥底から起こる声」。
「直感」といったところで、大した直感でもないというものも多く、面倒だとか何かしらが恐いなどということをオブラートに包んで「回避したい」という視点から「言い訳」が出てくるのがせいぜいです。リラックス度合いに応じてそうした声の質はよかったりもしますが、逆に混乱していたり軽い催眠状態に入っているような時に聞く声はあまりロクでもないものであったりもします。

何か呼びかけてくる声を聞く

記憶の臨場感を下げるテクニック

記憶の臨場感を下げるテクニック。記憶を思い出して嫌な感情が起こってしまうという場合は、記憶の臨場感を下げるテクニックを用いてその影響を弱めるという方法で凌ぐことができる場合があります。

記憶の臨場感を下げるテクニック


当事者としての記憶が強いと、その記憶の中の自分を救うためにと社会的な正義などの観点から相手に責任を追求することばかり考えてしまったりしまいますが、そうした視点を変更することで記憶による苦しみの影響を下げる事ができます。
記憶の臨場感を下げるテクニックとしては、当事者から傍観者へとイメージを変更し、白黒化するなどの方法があります。

記憶からの影響・記憶の臨場感を下げる方法

明日が見えない、未来が見えないという場合の心理的対処

明日が見えない、未来が見えないという場合の心理的対処。
うつが語られる時、世の中では体調とか考え方とかそうしたものが中心になりがちですが、「ぽっかり空いた何か」をどうすればいいのかは誰も示してくれません。人が絶望する時、それは「明日が見えない時」「未来が見えない時」がほとんどです。
未来を想像することで起こる苦しみにも種類があり、想像にたやすいのは貧困状態に苦しむや「未来に起こるかもしれないことへの不安」というものですが、「今とさして変わりないような毎日が続くこと」を想起する苦しみというものもあります。生きていても辛い事が多くただ毎日を過ごしてるだけという虚無感で苦しい時期に「別に取り立てて騒ぐほどの苦しみでもないが、それでもつまらない毎日」が、あまり変化せずにずっと続いていくのかということを思い浮かべる苦しみです。微妙な毎日が「これからも続くのか」と思えば思うほど苦しみがやってきます。
そんな時には「大量の情報と最高のリラックス」を用いること、そして「環境は同じでも新しい世界を想像してみること」をおすすめしておきます。

明日や未来が見えない時の対処法